国際的産官学連携で美容人材育成プロジェクト、ベトナム・ミャンマーの学生を日本のサロンに

国際インターンシップ受入れスキームを構築!
一般社団法人日本全身美容協会(松本毅理事長)は、日本・ベトナム・ミャンマーをつなぐ産官学プロジェクトを設立し、日本のエステティックサロンにおいて国際インターンシップで学生を受け入れ可能なスキームを構築した。これにより、将来的にはエステティシャンの人材確保につながるシステムとして拡大していく意向である。
このプロジェクトの構築にあたり、日本全身美容協会は2025年9月25日、ベトナム・ホーチミン市においてヴァンランサイゴン短大と協力協定を締結した。締結内容は、同短大において日本のエステティシャン基礎教育カリキュラムによるエステティシャン養成教育の導入、並びにカリキュラム修了者の日本での就労活動・単位取得における協力などである。
ヴァンランサイゴン短大との協定締結には、日本全身美容協会のほか、ベトナム国内で学生誘致・送り出しを担うPGTホールディング株式会社(嘉数昇吾代表取締役社長)、日本およびベトナムを中心にエステティックサロンを展開する株式会社グットスタイルカンパニー(杉山岳代表取締役社長)が参加し、4者間での協力協定となった。また、日本での学生受入れおよび窓口業務を担う株式会社アース(河端微岳代表取締役社長)とも連携し、事業を推進している。
この国際的産官学連携プロジェクトの発表記者会見は、2025年10月14日、東京・九段会館において開催された。会場には、日本全身美容協会および連携各社の代表者をはじめ、今井雅人衆議院議員が本プロジェクト推進協力のため出席した。記者会見では、松本毅理事長が登壇し、「ベトナムで幅広く教育事業を展開しているヴァンランサイゴン短大と協力協定を締結できた。この産官学プロジェクトを通じ、エステティック業界の人材不足解消に貢献していきたい」と語った。

本プロジェクトでは、ヴァンランサイゴン短大におけるエステティック履修が180時間、日本の受入れ企業でのインターンシップが120時間、合計300時間の履修を経て、全身美容協会の認定試験により認定エステティシャン資格を取得できる仕組みとなっている。インターンシップ学生を受け入れる場合、マッチング料として45万円、管理サポート料として月額3万円が必要であるが、全身美容協会会員は特別料金での利用が可能である。
詳細は、日本全身美容協会まで
HP:https://jtba.gr.jp/
TEL:03-344-2740
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